FIのマスタデータ
5.1 FIのマスタデータ
1. FIのマスタデータ
マスタデータとは一元管理されている基礎データの集まりで、取引登録時に参照される情報です。
新しい顧客や仕入先、勘定科目などを登録・修正でき、登録されたデータは伝票入力時に自動的にコピーされます。
できること
- 顧客や仕入先などの情報を登録・更新する(得意先マスタ/仕入先マスタ)
- 会計で使う勘定科目を定義する(勘定コードマスタ)
- 支払条件や価格条件などを設定する(条件マスタ)
- 登録済みの情報を伝票にコピーして、入力作業を効率化する
目的
- 繰り返し入力の手間を省き、入力ミスを防ぐ
- 顧客・仕入先などの情報を標準化して、会計処理を正確に行う
- 会計・販売・購買など複数部門で同じデータを共通利用し、情報を一貫させる