ショートダンプ、拡張構文チェック
16.3 ショートダンプ、拡張構文チェック
ABAP プログラムが強制終了した場合の原因特定方法と、詳細な構文チェック方法を説明します。 前者はショートダンプ、後者は拡張構文チェックについて説明します。
ショートダンプとは
ABAPプログラム実行時に強制終了することを、ショートダンプといいます。
ショートダンプが発生した場合、ABAP実行エラー(トランザクションコード:ST22)を使用して、原因を
確認します。
ショートダンプの確認の操作手順(ST22)
以下の操作手順で、ショートダンプの内容を確認し、エラー原因を特定していきます。
① トランザクションコード:ST22を入力し、ショートダンプの内容確認画面を起動します。
② 本日発生したショートダンプを照会したい場合、 [本日]ボタンをクリックします。
選択条件に条件を入力し、「開始」を押下すると、条件に合ったショートダンプを照会することもできます。
③ 一覧が表示されます。時間から対象を特定し、行を選択します。
④ [テキスト長(照会)]ボタンをクリックします。※ダブルクリックでも可
⑤ エラー内容を確認し、ソースコード抜粋を選択します。
⑥ ショートダンプが発生する箇所が「>>>>>」で表示されます。
拡張構文チェックとは
ABAPプログラム拡張構文チェック(トランザクションコード:SLIN)を使用して、通常の構文チェックより細かいチェックを行うことができます。
使用していない変数やサブルーチン、古い命令を使用していないかなどをチェックすることができます。
ABAPプログラム拡張構文チェックを実行すると、エラーと警告が出力されます。出力された内容を確認して修正していきます。
特にエラーになっている項目は、すべて修正しなければなりません。
拡張構文チェックの操作手順
以下の操作手順で、拡張構文チェックをおこない、構文エラーを探していきます。
① トランザクションコード「SLIN」を入力し、拡張構文チェック機能を起動します。
(ABAPエディタ:SE38で、「プログラム」→「チェック」→「拡張プログラムチェック」でも起動できます。)
② プログラムIDを入力し、「チェック実行」を押下します。
③ 内容を確認したい項目にカーソルを合わせます。 ④ [結果照会]ボタンをクリックします。
⑤ メッセージを確認して、ABAPプログラムを修正していきます。
(このケースの場合、ソースコード内で使っているテキストシンボルが定義されてない点が原因でした。)