イベント
9.1 イベント
1. イベント
イベントとは、ユーザが特定のアクション([実行]ボタンをクリックする、 [Enter]キーを押すなど)を起こした時に処理を実行する一連の動作のことを指します。
そのイベント単位のまとまりのことをイベントブロックと呼びます。
![](https://kanda-it-school-kensyu.com/wp-content/uploads/cb7d9564f47818f7a1d1f054375ff157.png)
例えば、 「エンターボタンをクリックした際に、メイン処理が実行される」などが1つのイベントにあたります。
そのイベント単位で処理を行うプログラミング方式をイベントドリブンと呼びます。
![](https://kanda-it-school-kensyu.com/wp-content/uploads/36bd27c16adb33cc54f955fea3d7b084.png)
※注意点
ABAPは、イベントドリブンのプログラミング言語で、特定のアクションが行われるたびに、処理が進んでいきます。
基本的にプログラムは、上から順に進んでいきますが、イベントドリブンのプログラムの場合は、たとえソースコードの下のほうに命令文が書かれていたとしても、特定のアクションが行われた場合に実行されてしまうため、注意が必要です。
したがって、どんなアクションを起こした時に処理が開始されるかを覚える必要があります。