クラウドアーキテクチャ

クラウドアーキテクチャ

オンプレミスとは

オンプレミスとは

サーバやネットワークなどの情報システム(データセンター)を自社内に用意し、管理、運用する状態を指します。

(※1) データセンターとは:システム基盤が配置されている場所であり、サーバを安全に保管するための施設・建物です。

(※2) サーバが安定して機能させるために施設の電源、ネットワーク、温度などの環境を管理する必要があります

オンプレミスのデメリット

導入に時間と費用がかかる

サーバ機器の調達、配置やデータベースの設置、ネットワークの構築に時間と費用がかかります。

セキュリティ対策が大変

システムに障害が発生した際、自社で復旧作業を行わなければなりません。

サーバが壊れた場合に備えて代わりのサーバを用意したり、回線を二重にするなど、
万が一に備える必要があります。

管理維持費がかかる

システムに異常がないかを検知したり、セキュリティに不具合が生じた場合に対応するなど、
システム保守をするための人件費がかかります。

クラウドサービスとは

サーバ、ネットワークのレンタルサービス

サーバ、ネットワークを顧客自身が設置する必要がなく、あらかじめ用意されたサーバ、ネットワークを、借りることができるサービスです。

クラウドサービスのメリット

導入の費用、時間がかからない

クラウドサービスでは、既に用意されたネットワーク、サーバを借りるため、導入にかかる機器の調達、設置などの作業にかかる時間や費用がかかりません。すぐにサービスを稼働させることが可能です。

システム障害時の対策コストが削減できる

システム障害が発生した際には、クラウドサービスを提供する管理会社が対応します。障害時の復旧にかかる時間、費用だけでなく、障害に備えた対策コストも削減できます。

拡張性が高い

クラウドサービスでは、後から必要な分、サーバのスペックを拡張することができます。

オンプレミスの場合、スペックを上げるためには再構築する必要がありますが、クラウドサービスでは、
その必要がありません。アクセスが集中した際、サーバの処理が追い付かないなどの事態を回避できます。

バックアップ対策に優れている

自然災害やテロに備え、自社サーバのデータはバックアップを取る必要がありますが、多くのクラウドサービスでは、
サーバを耐震強度の高いビルに格納したり、停電によりサーバが止まらないよう副電源を用意します。

また回線の二重化や、世界各国で複数のデータセンターを所有しているため、
災害によるサーバ機器の破損、データの消失などのリスクに備え、分散して運用しやすい環境が備わっております。

クラウドサービスのデメリット

カスタマイズ性が低い

オンプレミスの場合、サーバの環境構築は全て自社で行いますが、クラウドサーバは事業者が提供するサービスの内容によってカスタマイズできる範囲が制限されます。

利用料が高額になることがある

クラウドサービスは、サービスを利用した量に応じて費用がかかります。当然、利用するシステムの規模に応じて利用料が高くなるので、オンプレミスと比べ、高額になることもあります。

そのため定期的な費用の見直しが必要になります。

主なサービスの種類

サービスの種類によってサーバ会社が代用してくれる範囲(責任範囲)が異なります。

IaaS(Infrastructure as a Service)とは

インターネット、サーバ、OSが提供されるサービスです。データベースやWebサーバを利用するにあたりソフトウェアをインストールする必要があるため、サーバ構築の知識が必要になります。

PaaS(Platform as a Service)とは

データベースサーバや、Webサーバなどのミドルウェアがまとめて提供されるサービスです。既にミドルウェア(データベースやWebサーバなど)の環境が備わっているため、主たるサービスであるアプリケーションの制作に集中できます。

SaaS(Software as a Service)

すでに完成した機能やアプリケーションなどが利用できるサービスです。

マネージドサービスの種類


NEXT>> 6章 無線LANについて