製造指図

5. 製造指図

5. 製造指図

製造指図とは、生産計画に基づいて工場の具体的な生産活動を指示するプロセスです。

  • 製造指図では、処理する品目、作業場所、作業時間、必要な作業量が定義されます。
    また、使用する資源と指図原価の決済方法も定義されます。
    計画手配または他の要求が資材所要量計画から生成されると、ただちに情報が指図管理に引き継がれ、
    指図関連データが追加されて、完全な指図処理が保証されます。
  • 製造指図の生成方法は以下のものがあります。
    • 計画手配を製造指図に変換する
    • 組立指図を使用する
    • マニュアルで登録する
  • 製造指図が登録されると、以下のアクションが実行されます。
    • 作業手順が選択され、その作業と順序が指図に転送されます。
    • 部品表/配合表が展開され、部品表/配合表の明細が指図に転送されます。
    • 在庫に保存された部品表/配合表の明細に対して入出庫予定が生成されます。
    • 指図に対する計画原価が生成されます。
    • 作業区に対して能力所要量が生成されます。
    • 非在庫品目と外注工程作業に対して購買依頼が生成されます。

生産管理では、製造指図を使って製造部門に製造を依頼します。
製造指図には原材料をいくつ使用して、完成品をいくつ生産するかという指示情報が入っています。


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