MMモジュールの組織単位

3.1 MMモジュールの組織単位

1. MMモジュールの組織単位

MMの組織構造について理解しておきましょう。

組織構造、または組織データとは、SAPシステム上で、企業の組織をモデル化、構造化するために使用されるデータのことです。
組織構造は後続の各伝票・テーブルに頻繁に登場するため、キーワードとして理解しておく必要があります。
この単元では、MMの組織を構成する下記の各単位について学んでいきます。
なお、会社コード、プラント、保管場所については基本的にPPと同様の内容になります。

  • 会社コード
  • プラント
  • 保管場所
  • 購買組織
  • 購買グループ

購買管理での組織単位

組織構造の一例として、下記の図を見ていきましょう。

一番基本的な単位として、法人を表しているものが一番上の「会社コード」です。
そしてその会社コードにつながっているのが「プラント」です。
プラントは、MMの観点で考えると、在庫数量や在庫の金額を管理する単位です。
補足ですが、このプラントの下に「保管場所」という概念があります。
保管場所とプラントの違う点は、保管場所では在庫の数量が把握できますが、金額は把握できないという点です。

次に、「購買組織」と「購買グループ」があります。
購買組織とは、商品や部品の調達を行う組織の単位です。
購買組織は、購買単価を決定する際の重要な情報になります。
そのため、企業内の各部署で同一品目を購入することになっても、購買組織を別々に登録しておけば、別々の金額で購入することができるようになります。
購買組織が持つ情報は、購買発注伝票を登録する際に最初に登録する情報になります。
そのため、この情報は発注伝票のヘッダーに登録する情報になることを意識してください。

そして購買グループは、会社の中の発注や入庫等、日々のオペレーションで責任を持つ単位です。
この購買グループは他の組織と紐づけがなく、独立した組織設定になっていること覚えておいてください。
では次のページから、各組織単位についてもっと詳しい内容について見ていきましょう。


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