償却記帳実行

4.14 償却記帳実行

14. 償却記帳実行覧

トランザクションコード AFAB は、固定資産に対して設定された耐用年数・償却方法・償却領域(帳簿用/税務用など)に基づき、毎月の減価償却費を自動計上する機能です。
資産マスタのルールに従い、仕訳(減価償却費/累計償却)を会計に転記します。

できること

  • 資産ごとに償却費を自動計算し、仕訳を作成・転記
  • 帳簿用/税務用/IFRS 用など複数の償却領域を並行計算
  • 月次・年次単位で一括実行し、大量の資産をまとめて処理
  • 実行前にシミュレーションモードで結果確認
  • 実行状況やエラーをログで確認

目的

  • 固定資産の価値消費を、期間対応の原則に沿って正しく費用配分するため
  • 会計基準・税務基準の差異を並行管理するため
  • 月次決算を早期化し、正確性・監査対応力を高めるため

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