償却表/償却領域
3.7 償却表/償却領域
7. 償却表/償却領域
償却(しょうきゃく)とは高いモノの代金を、使える年数に分けて少しずつ費用にすることです。
償却表は、国や会社のルールに合わせた減価償却ルールの“ひな形一式”です。
償却領域は、そのルールを“用途別(帳簿用・税務用 など)に別々に計算するための枠”です。
できること
- 決めた年数とやり方(定額・定率など)にそって、毎月の償却費を自動計算できる
- 同じ資産でも「会社用」「税金用」「国際ルール用」など用途ごとに同時計算し、違いを見える化できる
- 資産ごとに「買った値段・あとで残す値段・今の残りの価値(簿価)」をいつ時点でも確認できる
- 途中で買い足し・売却・廃棄・部署移動・価値の目減りがあっても、自動で計算をやり直しできる
- 仕訳を自動作成できる(減価償却費/減価償却累計額)
目的
- 売上と費用のズレをなくし、実態どおりの利益を出す
- 帳簿用/税務用を並走し、税・キャッシュ影響を見える化
- 自動計算で決算を早期化し、監査に強くする