第12章 PHPとデータベースの連携
12.8 本章のまとめ
この章では次のようなことを学習しました。
Pickup Lecture
- PHPではデータベースへの操作方法が初めから用意されている。
- データベースの操作方法は、データベースサーバ(MariaDB、SQLite、Oracleなど)によって異なる。
- MariaDBサーバへの操作方法は、「mysqli_」が頭に付く組み込み関数を利用して行う。
- データベースにはSQL文を発行してデータの検索や更新を行う。
- 発行できるSQL文は「MariaDBサーバ」で使用できるものになる。
- 検索(SELECT文)のSQL文をデータベースに発行すると、検索結果がサーバ内に保存されるため検索結果の利用が終わった後は、その情報の開放処理を行う。
- 更新系(INSERT、UPDATE、DELETE)のSQL文はデータベースに発行するだけで処理され、検索と違いサーバに情報が保存されないので開放処理は必要ない。
- データベースの操作手順が共通処理が多いため、ユーザー定義関数としてまとめて利用することもできる
PHPからデータベースの操作は初めから組み込み関数で用意されているため、手順さえ分かればそれほど難しいものではありません。しかし、データベースのデータを検索・更新する命令文であるSQL文については、別途学習し理解しておく必要があります。
これまでに何度もお伝えしてきました、本格的なWebアプリケーションを作成したい場合データベースとの連携は欠かせないものになります。本章で習った内容はしっかり理解しておきましょう。