NATの処理の流れ
NATの処理の流れ
処理の流れ
続いて送信元から宛先へパケットが届くまでの間のNATのIPアドレスの変換の流れ(仕組み)を、パケットの動きに沿って、もう少し掘り下げて解説していきたいと思います。
処理の流れをまとめると以下の通りになります。
- 送信元からパケットを送信する
-
パケットが所属ネットワークからインターネットとの境界にあるルータに到着する
パケットを受信したルータはNATテーブルを参照し、パケットのIPヘッダ内の送信元IPアドレスをプライベートIPアドレスからグローバルIPアドレスへ変換する -
パケットが宛先のネットワークの境界にあるルータに到着する
パケットを受け取った宛先のルータはNATテーブルを参照し、パケットのIPヘッダ内の宛先IPアドレスをグローバルIPアドレスからプライベートIPアドレスに変換する - パケットが宛先に到着する
1. 送信元からパケットを送信する
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2. パケットが所属ネットワークからインターネットとの境界にあるルータに到着する
パケットを受信したルータはNATテーブルを参照し、パケットのIPヘッダ内の送信元IPアドレスをプライベートIPアドレスからグローバルIPアドレスへ変換する
![](https://kanda-it-school-kensyu.com/wp-content/uploads/4669cb795164e0e63770eabc5c5773bd-1.png)
![](https://kanda-it-school-kensyu.com/wp-content/uploads/8942570f19dea27c5e9db736196b3d1f.png)
3. パケットが宛先のネットワークの境界にあるルータに到着する
パケットを受け取った宛先のルータはNATテーブルを参照し、パケットのIPヘッダ内の宛先IPアドレスをグローバルIPアドレスからプライベートIPアドレスに変換する
![](https://kanda-it-school-kensyu.com/wp-content/uploads/900e41e12660ff773a9a7029212d866a.png)
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