進数の変換方法と計算例

進数の変換方法と計算例

2進数から10進数へ

進数の変換計算を行う際のポイント

日頃扱っている10進数で桁を表現する「1の位(くらい)、10の位、100の位…」と同じように
例えば2進数でも「1の位、2の位、4の位…」として桁を表現することが出来ます。
進数の変換計算にはとても重要なポイントとなるので、是非覚えておきましょう。

計算方法

①変換したい数値(2進数)を書く
②各桁の上に「位(くらい)」を書く
③「1」となっている桁の位を合計

計算例

10進数から2進数へ(1)

計算方法

①変換したい数値(10進数)を書く
②割り算結果が1になるまで
 ①を「2」で割り続ける(余りも書く
③②で書いた割り算結果と余りを下から
 逆L字にまとめる

計算例

10進数から2進数へ(2)

計算方法

①2進数の「位(くらい)」を書く
②変換したい数値(10進数)を
 大きい位から順に比較し続ける

 元の値を超過する → その桁は「0」
  〃 に含まれる → その桁は「1」、
       元の値から位の値を引く
※変換したい数値を構成する位を
 見つけ、「1」を書いていく

計算例

2進数から16進数へ

計算方法

①変換したい数値(2進数)を書く
②右から順に4桁ずつに区切る
③区切った範囲ずつ
 各桁の上に「位(くらい)」を書く
④区切った範囲ずつ
 「1」となっている桁の位を合計
⑤必要に応じて16進数に変換し、
 区切った範囲を結合する

計算例

16進数から2進数へ

計算方法

①変換したい数値(16進数)を書く
②各桁ごとに10進数に変換する
③②の数値を2進数に変換し、
 区切った範囲を結合する

計算例


NEXT>> 2章 IPアドレス(IPv4)とサブネットの基礎知識