法人研修SAP-ABAP研修

SAP ABAP研修

【2023年~2024年・毎月開講】SAP研修サービス

神田ITスクールのSAPモジュール研修・ABAP研修は、毎月開講しております。
マネージャーや新入社員向けのニーズに合わせたコースのラインアップを用意しております。
SAPの入門知識からSAPコンポーネント(モジュール)及びABAPプログラミングを学び、模擬開発演習を通じて、上流から下流までの開発工程を実践的に学べる内容となっています。特に、新入社員やプログラミング初心者の方におすすめです。過去に当研修を卒業された方々は、現場で活躍されています。
eラーニング、通学またはオンラインの受講形式でほぼ随時開始しております。

※SAPモジュール研修・ABAP研修は毎月開講しております。ぜひ、お問い合わせください。

おすすめコース

新入社員向けに人気「SAP ABAP開発基礎」

コース名 カリキュラム
ABAP開発基礎(20日) 詳細

マネージャー向けに人気「SAP ABAP概要」

コース名 カリキュラム
SAP ABAP概要(2日) 詳細

※「ABAP開発基礎(20日間コース)」コースを2日間のコースに凝縮した内容で、
※初心者やマネージャー等が浅く広くSAP ABAPの基礎知識を学べる人気のコースです。

S/4HANA基礎

コース名 カリキュラム
S/4HANA基礎(4日) 詳細
S/4HANA基礎(2日) 詳細

研修コース一覧

SAP ABAP研修 

コース名 受講形態 期間 日程 カリキュラム
SAP ABAP概要(2日) 通学
オンライン
2日 開催日・お申込み 詳細
e-learning 最大12日間[※1]
(標準学習時間 12時間)[※2]
随時
ABAP開発基礎 通学
オンライン
20日 毎月開催 詳細
e-learning 最大50日間
(標準学習時間 120時間)
随時
S/4 HANA基礎(4日) 通学
オンライン
4日 毎月開催 詳細
e-learning 最大24日間
(標準学習時間 24時間)
随時
S/4 HANA基礎(2日) 通学
オンライン
2日
開催日・お申込み 詳細
e-learning
ABAP開発応用 通学
オンライン
33日 毎月開催 詳細
[※1]eラーニング受講形態での「最大12日間」とは、開発演習環境を受講開始日から最大12日間を利用できることを意味します。
[※2]eラーニング受講形態での「標準学習時間」とは、学習を終えるのにかかる標準時間のことを意味します。
※SAP開発演習環境を利用する費用も含まれています。
※「ABAP開発基礎」「S/4 HANA基礎」「ABAP開発応用」の電子テキスト教材費は別途必要です。
※カリキュラム及び講座の開始日等はカスタマイズも可能です。気軽にご相談ください。

SAP コンポーネント研修(1日コース)

コンポーネント名 受講形態 期間 日程 カリキュラム
販売管理(SD)入門 通学
オンライン
1日 開催日・お申込み 詳細
e-learning 最大6日間 [※1]
(標準学習時間 6時間) [※2]
財務会計(FI)入門 通学
オンライン
1日 開催日・お申込み 詳細
e-learning 最大6日間
(標準学習時間 6時間)
在庫購買管理(MM)入門 通学
オンライン
1日 開催日・お申込み 詳細
e-learning 最大6日間
(標準学習時間 6時間)
生産管理(PP)入門 通学
オンライン
1日 11月後半開催予定
e-learning 最大6日間
(標準学習時間 6時間)

[※1]eラーニング受講形態での「最大6日間」とは、開発演習環境を受講開始日から最大6日間を利用できることを意味します。
[※2]eラーニング受講形態での「標準学習時間」とは、学習を終えるのにかかる標準時間のことを意味します。
※SAP開発演習環境を利用する費用も含まれています。
※当SAPコンポーネント(モジュール)研修は、1ヵ月に平均1回ペースで開催いたします。
※参加者数が複数にいる場合は開始日等はカスタマイズも可能です。気軽にご相談ください。

人気の組み合わせ

コンポーネント名 期間 開催日
SAP ABAP概要(2日)+各SAPコンポネント 3日 月1回

SAP ABAP開発研修コースの例 (カスタマイズも可能)

」はオプションカリキュラムです。ご要望をお伺いしたうえで無償で提供します。

新入社員に求められるマインドセット」では、新入社員が成長する鍵である「5つのマインド」が身につきます。自ら考え動く意識が芽生え、ビジネス力の向上に繋がります。
※ご要望をお伺いのうえ、コースをカスタマイズ提供することも可能ですので、一度お問い合わせください。

目的に応じたコースの組み合わせ

受講目的に合わせたおすすめの組み合わせです。

初心者から中堅、管理者まで、どなたでも

  • SAPやABAPとは何か、どういうことができるのかを知りたい
  • SAPやABAPの案件で出てくる用語や、基本的なツールの使い方を知りたい
  • ソースコードの書き方よりは、概念を中心に知りたい
⇒ SAP ABAP概要がおすすめ!

SAPとABAPだけでなく、S/4HANAについても概要を知りたい

⇒ SAP ABAP概要S/4HANA基礎がおすすめ!

初心者や中堅の方、ABAPプログラマー向け

  • SAPやABAPとは何か、どういうことができるのかを知りたい
  • 基本的なツールの使い方や、構文の書き方を知りたい
  • ソースコードを書いたり動作確認を通して、開発(製造やテスト)に関われるようになりたい
⇒ ABAP開発基礎がおすすめ!
  • S/4HANAについても使い方・書き方を知りたい
⇒ ABAP開発基礎 + S/4HANA基礎がおすすめ!
  • ソースコードだけでなく、設計書の書き方・考え方やテストケースの考え方についても知り、
    開発の様々なフェーズ(工程)に関われるようになりたい
⇒ ABAP開発基礎 + S/4HANA基礎 + ABAP開発応用がおすすめ!

ABAPを少し触れ、S/4HANAを知りたい方向け

  • S/4HANAについては不慣れなので、
    基本的なツールの使い方や特徴を知りたい
⇒ S/4HANA基礎がおすすめ!
  • 基本的なABAPの構文は知っているが、設計の考え方・設計書の書き方や、
    テストケースの考え方については未経験なので、知りたい
  • 開発の流れについて理解を深めたい
⇒ SAP ABAP概要 + ABAP開発応用がおすすめ!

SAPモジュール(コンポーネント)について最低限の知識を習得したい方向け

  • SD(販売管理)モジュールについて、最低限の知識を習得したい
⇒ SD入門がおすすめ!
  • FI(財務会計)モジュールについて、最低限の知識を習得したい
⇒ FI入門がおすすめ!
  • MM(在庫購買管理)モジュールについて、の最低限の知識を習得したい
⇒ MM入門がおすすめ!
  • SAPモジュールについても知りたいが、SAPやABAPについても概要を押さえておきたい

 ※SD、FI、MM、PP、COなど各1日の講座をカスタマイズできます

研修の特徴

プログラミング研修に人材育成研修を加えたトータル研修

集合授業+個別指導+グループ指導の混合形式

理論とともに現場で使えるアプリケーション作成技術の習得がベースの研修

ディスカッション、アプリケーション作成課題+コードレビュー

eラーニング・通学・オンライン受講対応(ハイブリッド型受講も対応)

きめ細やかな日次・週次報告 / 中間・終了報告

カスタマイズ研修可能

出張研修可能

詳細は「選ばれ続ける6つの理由」 をご覧ください。

研修の進め方

下の図は、研修の進め方の主な流れを表しています。この一連のサイクルを、研修終了まで単元単位で繰り返します。
オンライン研修の場合も、基本的に同様の流れとなります。

1. LIVE講義・動画・テキスト練習問題

集合授業の時間帯は各単元・章のポイントを押さえた解説動画を使ってのLIVE講義を行い、全ての受講生に上質な解説を提供します。
個別アプリ作成の時間帯は、学習管理システムを利用して、解説動画を見直したり、テキストを精読して学習します。その中で、適宜サンプルコードを入力して動かしたり、章末の練習問題や通過テストで理解度を確認しながら進めていきます。

2. 章単位での演習プログラム作成

学習した知識を応用した基礎レベルの演習プログラムを自身で作成することで、ABAPにおけるプログラミングスキルを高めていきます。

3. ソースコードレビュー

ソースコードレビューでは、自分で書いたプログラムを制限時間内に口頭で説明してもらいます。
その後、講師からより良いソースコードにするためのアドバイスやフィードバックを行います。
また、複数人でソースコードレビューを行うことで、自分では思いつかなかったような書き方を知り、視野が広がります。

4. ディスカッション&口頭試験

初心者が躓きやすい内容に対し、サンプルコードを題材に処理の流れを整理し、受講者同士で議論を交わしながら理解を高めていく独特なアプローチによる効果的な学習手法を取り入れています。

5. 総合演習

本カリキュラムにおける総合演習を行い、基礎レベルにおける実力を試します。

6.総合演習のフォロー

総合演習で洗い出された理解不足な点は、理解できるまで個別指導を行い、フォローアップしていきます。

研修の形態について

(1)「eラーニング」
(2)「通学研修」/「オンライン研修」/「通学+オンライン研修(ハイブリット)」のいずれか

通学(対面型)

  スクールに通学して受講。
オンラインとの組み合わせも可能

オンライン

在宅などでリモートで受講。
通学との組み合わせも可能

eラーニング

いつどこでも24時間学習。
(質問もできます。)

状況に合わせて受講形態を組み合わせで受講することもできます。

eラーニングと通学・オンライン受講形態の比較

以下は、人気No1の「ABAP開発基礎」研修についてeラーニングと通学・オンライン受講形態を比較したものです。  
eラーニング 通学・オンライン
受講形態 「eラーニング」 「通学研修」
「オンライン研修」
「ハイブリット」
のいずれかを選択可能
研修開始時期 随時 随時
(4~6月:お問合せください)
研修カリキュラム
(eラーニング・通学・オンライン)
同じ内容・カリキュラム 同じ内容・カリキュラム
研修期間 最大50日
(カレンダー日数)
1ヵ月(20営業日)
1日研修時間 自由 1日8時間
(基本9時~18時)
研修時間 約120時間(※1) 160時間(20営業日)
研修期間延長料金
(研修期間中に延長する場合)
要相談
助成金利用(※2) 〇(利用可能) 〇(利用可能)
ABAPプログラミング
演習環境提供(※3)

(24時間、週末・祝日も利用可能)

(24時間、週末・祝日も利用可能)
プログラムの評価
/フィードバック
質問サポート(※4) 1日 ほぼリアルタイム
学習管理システム
学習進捗管理システム
(担当者様向け)
テキスト(電子書籍)
※別途料金
総合演習
発表会
日次報告 X
週次報告
中間・修了報告
中間・修了報告書提出
修了証書発行
※(1):eラーニングのカリキュラムは通学・オンラインと同じ構成ですが、朝礼、昼礼、夕礼等の時間を削減しています。
※(2):eラーニング受講形態の助成金利用は、通学・オンライン受講形態と比べて異なる場合がございます。
※(3):まれに予告せずにABAP環境のメンテナンスが発生する場合がございます。 その場合はメンテナンスが発生した回数分を日数で計算し受講可能期間に加算いたします。
※(4):eラーニング受講形態の質問サポートは、平均1日営業日で対応させていただきます。

◎通学
  • ・スクールへ通学します。ZoomやSlackを使用しオンライン上でもやり取りします。
  • ・授業や講師の質問対応も直接または、オンライン上でリアルタイムに行います。
  • ・学習は決められたカリキュラムを、予め決定したスケジュールに沿って進めます。
  • ・基本的に平日9時~18時(1時間休憩)、毎日行います。

◎オンライン
  • ・スクールへ通学した場合と同じ内容を、ZoomやSlackを使用しオンライン上で受講します。
  • ・授業や講師の質問対応もオンライン上でリアルタイムに行います。
  • ・学習は決められたカリキュラムを、予め決定したスケジュールに沿って進めます。
  • ・基本的に平日9時~18時(1時間休憩)、毎日行います。

◎eラーニング
  • ・受講する時間、場所は自由です。土日祝日を含む24時間、いつでもどこでも受講できます。
  • ・学習は録画された動画を通して講師からの説明を聞きます。
  • ・受講可能期間の間は、自分の好きなスピードで学習を進めます。
  • ・学習管理システムを利用し質問することが可能です(3日以内に返信:平均1日程度で返信)

助成金制度を利用するSAP ABAP研修

人材開発支援助成金等を利用することで研修費用を大幅に削減し、費用対効果の高い社員教育が実現できます。

助成金制度について

企業の人材育成・研修に活用できる補助金・助成金制度についてご説明致します。

支給額を知りたい

助成金を使う場合にどれぐらい支給されるかをシミュレーションできます。

SAP ABAP関連セミナー講座

SAP ABAP関連セミナー講座もご用意しております。

SAP ABAP開発コース

ABAP開発基礎
S/4 HANA基礎
ABAP開発応用

SAPコンポーネント

販売管理(SD),財務会計(FI)
生産管理(PP),管理会計(CO)
在庫購買管理(MM)

S/4 HANA講座

ABAP開発 on HANA
CDS-VIEWの作成
ABAP7.4での開発

SAP ABAP研修で学べる概念・主要用語集

ERP

ERPとは、「 Enterprise Resource Planning ( 企業資源計画 ) 」の略で、 企業の持つ資金や人材、設備、資材、情報など様々な資源を統合的に管理・配分し、業務の効率化や経営の全体最適を目指す手法です。
ERPパッケージとは、人・モノ・金を統合的に管理するため、 企業に導入・利用される業務横断型の業務ソフトウェアソリューションです。

SAP

SAP(エス・エー・ピー) は、ビジネスプロセス管理の分野で世界有数のソフトウェアメーカーとして、データを効果的に処理し、 組織全体に情報がスムーズに行き渡るようにするソリューションを開発しています。
SAPは、会社名であり、ERP ソリューション(パッケージ)の名称でもあります。
ERPパッケージの中で、世界トップシェアを誇ります。

S/4 HANA

SAP S/4 HANA(SAP Business Suite 4 SAP HANA、エスエイピー・エスフォーハナ)は、 SAP社のインメモリーデータベース「SAP HANA」を標準プラットフォームとするERP製品であり、同社においては、 「SAP R/3」および「SAP ERP」の後継であり、第4世代のERPとして位置付けられています。

ABAP

ABAP(Advanced Business Application Programming, アバップ)とは、 SAP社のERPパッケージ(R/3やS/4HANAなどのSAPシステム製品)にて利用できる開発言語です。

SAPコンサルタント

SAPコンサルタントは、SAP社が提供するERPパッケージソフトであるSAPの導入・運用支援を通して、 企業の業務効率化や課題解決を実現する専門職です。 要件定義からシステムの導入・運用までをマネジメントするのがSAPコンサルタントの主な役割です。

SAPエンジニア

SAPエンジニアは、ERPエンジニアの中でもSAP社のERPパッケージを用いるエンジニアのことです。
SAPエンジニアは通常、SAPコンサルタントと連携し、 SAPを導入・運用するうえで必要になるパラメータ設定やアドオン開発をおこないます。 そのため、SAPのシステム開発で使われる独自のプログラミング言語であるABAPを理解・習得している必要があります。

データ連携

BAPI

BAPI ( ビジネスアプリケーションプログラミングインタフェース) は、標準 SAP インタフェースです。 BAPI は、SAP コンポーネント間、および SAP コンポーネントと非 SAP コンポーネント間で技術的な統合を行い、 ビジネスデータをやりとりするために重要な役割を果たしています。

バッチインプット

バッチインプットとは、トランザクションコードを介したユーザの入力作業を模した動きを記録することで、 大量のデータをシステムに自動で入力させる方法です。

OData

Open Data Protocol (OData) は、簡単かつ標準化された方法でクエリおよび 相互運用可能な RESTful API の登録および使用を許可するオープンプロトコルで、 データの取得および変更は URL ベースのサービスの呼出しで行われます。
(HTTPを使ってサーバとブラウザでデータをやり取りするためのプロトコルです。 Microsoftが作った仕組みです。)

SOAP

Web サービスが機能する仕組みです。
SAP NW Application Server では、Web サービスの提供および利用がサポートされています。サポートには、Web サービス標準である XML、SOAP、Web Service Definition Language (WSDL)、および Universal Description, Discovery, and Integration (UDDI) が使用されています。 SOAP は XML メッセージ用の汎用フォーマットです。このフォーマットには、さまざまな移送プロトコルを組み込むことができます。WSDL を使用して、メソッド名、入力メッセージ、および出力メッセージで構成される Web サービスの実際のインタフェースを記述します。メッセージは、実行時に SOAP を使用してパックされ、このフォームで転送されます。 UDDI は、Web サービス用のアドレスサービスのタイプです。UDDI では、Web サービスを呼び出すために必要な基本データが公開されています。Web サービスプロバイダは、UDDI にサービスを公開することができます。

RFC

「Remote Function Call Interface system」の略で、 SAPシステム間の通信用の標準SAPインタフェースプロトコルです。 ※一般的にはRequest for Commentsの略でインターネット技術仕様等についての文書を意味します。

DB/View

CDSビュー

SAP ABAP CDSビューは、S/4から新たに実装されるようになったビューで、CDSの略語はCoreDataServicesです。   SAP ABAP CDSビューは、標準テーブルまたはディクショナリビューで セマンティックデータモデルを定義および使用するために使用されます。 今までもABAPディクショナリでビューを作ることができましたが、できることは限定的でした。 CDSビューでは、従来のビューと異なり、複雑なロジックを組み込むことが可能となっています。 また、CDSビューを使うことにより高速化を図ることも可能となっています。
SE11ディクショナリビューとCDSビューはどちらもバックエンドでデータベースビューを作成しますが、 CDSビューは多くの点でディクショナリビューに取って代わります。

UI

Fiori

SAP S/4HANAで提供される機能として、SAP Fioriがあります。 SAP Fioriは、新たなユーザーインターフェース(UI)が生む、優れたユーザーエクスペリエンス(UX)を備えた設計システムです。 ビジネスの環境やワークスタイルが変化する昨今、モバイル環境も含めたアプリケーション開発のニーズが高まっています。 SAP Fioriは、デスクトップ以外にもモバイル環境からも利用できるアプリケーション開発を可能にします。

SAP WebGUIとSAP GUI

SAPを操作するには大きく4つの種類のGUIが存在します。
SAPにあるGUIの種類
・SAP WebGUI(Web GUI for HTML) : ブラウザ(Web GUI)形式。
・SAP GUI for Windows : クライアントソフト形式。Windowsで動く。
・Eclipse(SAP Development Tools for Eclipse)
・NWBC(Net Weaver Business Client)
一般に多くの人が使うのは、WebGUIとSAP GUI for Windowsの2つです。
WebGUIはGUIを端末にインストールする必要がなく、 ブラウザさえあればすぐにSAP操作が可能になるという利点があります。 もし、ChromeやFirefox、Edge等のブラウザからSAPを操作していれば、それはWebGUIを利用していることになります。

バリアント

バリアントとは、同じ選択条件で実行することが多いプログラムに対して、入力値のセットを保存させておくものです。
バリアントと一言にいっても、トランザクションバリアント/システムバリアントなどいくつか種類が存在しています。
SAP運用の観点からバリアントを利用するメリットとしては、入力時間の削減と入力ミスの防止できます。もう一つとして データ参照系の機能をはじめとした様々な機能について、細かな権限制御が簡単にできるようになります。

帳票・レポート

ALV

ALVとは、SAPリストビュワー(SAP List Viewer)の略で、グリッドコントロールのことです。 SAP上で一覧を表示するためのツールで、画面上にエクセルのような表組で表示でき、 エクセルダウンロードができます。

SAPクエリ

SAPクエリとは、SAP ERPに標準搭載されている参照系の機能で、 テーブル情報を一覧検索し、参照できるプログラム(ツール)のことです。 主な使用用途としては、リスト検索やリスト表示など、簡易的なレポート機能として活用できます。

SAPのレポートペインタ

SAPのレポートペインタ(Report Painter)とは、 主に会計領域で使用するレポート類(財務諸表や管理会計レポート等)のレポートを作成する機能で、 ユーザの要望に応じて自在なレイアウトのレポートを作成できるものです。

スマートフォーム

スマートフォーム(SAP Smart Forms)は、ドキュメントを大量に印刷および送信するためのフォームを作成および保守するためのツールです。 標準出力には、プリンタだけでなく、インターネット (生成された HTML 出力を使用)、FAX、または電子メールも出力媒体として選択することができます。 ツールに加えて、SAP は共通ビジネスプロセス用のフォーム一式を配布します。SD、FI、HR などのアプリケーションと同様に、カスタマリレーションシップマネージメント (CRM) のフォームも含まれます。

その他

Dynpro

Dynproとは「Dynamic programming」の略称で、SAPでは対話型の画面入力に関するプログラムのことを指し示します。 Dynpro は、ABAP プログラムで使用できる最も一般的なタイプのユーザダイアログです。 ABAPは簡単にいうと、処理の内容や対象の機能によって大きく3つに分けられます。もっとも基本的な「レポート」、同様に使用頻度の高い「バッチインプット」、そして画面を作成していく「Dynpro」です。

SAP Analytics Cloud

SAP Analytics Cloud (略でSACともいう)はBI、Planning、Smart Predictの3つの機能を活用して、 1つのツールでセルフサービスBI、予算計画、予測分析が可能なSaaS製品です。 製品のアップグレードが自動で行われるため、最新機能をすぐに活用することが可能です。

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