元伝票の起票~決済処理のデータフロー(S/4 HANA)

2.9 元伝票の起票~決済処理のデータフロー(S/4 HANA)

9. 元伝票の起票~決済処理のデータフロー(S/4 HANA)

ここでは最新の S/4 HANA バージョンの決済処理までのデータフローを説明します。

まず起点となる伝票が会計伝票入力(FI)・入庫請求書照合(MM)・出庫請求(SD)などから会計転記されます。
これによって、統制勘定レベルでは BSID や BSIK や BSIS に情報が書き込まれます。
また伝票の情報としては BKPF にヘッダ情報、BSEG に明細情報が書き込まれます。
決済処理を行うときに BSID・BSIK・BSIS の未決済テーブルからデータが抽出されます。
決済が完了すると決済済みテーブルの BSAD・BSAK・BSAS にエントリが移動します。
この時に消込情報が全体を管理している BSEG に書き込まれます。

<補足>支払処理はこの逆のパターンになります。


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