会計伝票の承認フロー
2.5 会計伝票の承認フロー
5. 会計伝票の承認フロー
会計伝票では入力ミスや不正を防ぐために 承認フローを設定することが一般的です。
◆主な理由◆
• 入力ミスを防ぐチェックポイント
「保留」「未転記」で止められるため、誤仕訳が本帳簿へ流れ込むリスクを抑制。
• 職務分掌(内部統制)の証跡
入力者と承認者を分けることで、不正やヒューマンエラーを牽制。
ステータス履歴がそのまま監査証跡になる。
• ワークフロー自動化のトリガー
ステータスが変わった瞬間にメール通知や承認ワークフローが自動発火。
手作業のフォローアップが不要になり、締め処理を短縮。
• レポート切り分けが容易
「未承認伝票だけ抽出」「転記済み伝票だけ決算対象にする」など
ステータスで自由にフィルタリング可能。
承認フローで使用される主なステータスは以下です。
※本資料内では、承認行為が介在しない3番目の直接転記されるステータスで説明します。