補足事項
18.4 補足事項
4. 補足事項
補足事項について説明します。
補足事項1 パラメータ入力の例
ここでは、SORT BY ASCENDING命令のサンプルコードにおいて、
SELECT命令の抽出条件を選択画面にてパラメータ入力可能した例を記載します。
サンプルコード SORT BY ASCENDING(選択画面にて、パラメータ入力の例)
REPORT ZR2111ABAPSQL_KANDA011. TABLES: BKPF. *選択画面定義 PARAMETERS: P_BUKRS TYPE BKPF-BUKRS OBLIGATORY. "会社コード SELECT-OPTIONS: S_BELNR FOR BKPF-BELNR. "伝票番号 PARAMETERS: P_GJAHR TYPE BKPF-GJAHR OBLIGATORY. "会計年度 *構造定義 DATA: BEGIN OF WK_BKPF, BELNR TYPE BKPF-BELNR, "会計伝票番号 BLART TYPE BKPF-BLART, "伝票タイプ MONAT TYPE BKPF-MONAT, "会計期間 END OF WK_BKPF. *内部テーブル定義 DATA: IT_BKPF LIKE STANDARD TABLE OF WK_BKPF. ***メイン処理*** START-OF-SELECTION. *テーブル:BKPFから、BELNR(会計伝票番号)、BLART(伝票タイプ)、 *MONAT(会計期間)を抽出し、内部テーブルに格納 SELECT BELNR BLART MONAT FROM BKPF INTO TABLE IT_BKPF WHERE BUKRS = P_BUKRS AND BELNR IN S_BELNR AND GJAHR = P_GJAHR. *抽出できたことをチェック CHECK SY-SUBRC = 0. *内部テーブルを、MONAT(会計期間)の昇順、 *BLART(伝票タイプ)の昇順でソート SORT IT_BKPF BY MONAT ASCENDING "会計期間の昇順 BLART ASCENDING. "伝票タイプの昇順 *実行結果画面への書き出し(ヘッダ部分) WRITE: /'会計期間', '伝票タイプ', '伝票番号'. *実行結果画面への書き出し(データ部分) LOOP AT IT_BKPF INTO WK_BKPF. WRITE: / WK_BKPF-MONAT UNDER '会計期間', WK_BKPF-BLART UNDER '伝票タイプ', WK_BKPF-BELNR UNDER '伝票番号'. ENDLOOP.
選択画面
プログラムを実行すると、選択画面が表示されますので、以下のパラメータを入力し、実行します。
- 会社コード:1000
- 伝票番号:100014から4900000001
- 会計年度:2020
実行結果
SORT BY ASCENDING命令のサンプルコードと同じ結果が表示されます。
補足事項2 自分のユーザプロファイルの確認方法
ここでは、自分のユーザプロファイルの確認方法を説明します。
上部のメニューから、「システム ー> ユーザプロファイル ー> 自分のデータ」と選択します。
「デフォルト」タブを選択します。
「10進法表記」が、桁区切りの設定です。
「日付書式」が、日付の表示形式の設定です。