宣言命令
13.1 宣言命令
1. 宣言命令
宣言命令とは
ABAPでは、そのプログラムに必要な型や変数、構造といったオブジェクトを、
ソースコード上で定義、宣言して作成することができる命令を宣言命令と言います。
データエレメントや構造等と違い、宣言命令によって宣言された
オブジェクトは、そのプログラム内限定でしか動かすことができません。
しかし、その分不要な項目を排除して必要な項目のみに絞れたり、
プログラム内でのみ動くデータ型を作成できたりと、自由度が高いものになっています。
宣言命令は大きく分けて、次の3種類が存在します。
- 主に型を宣言する時に使用する「TYPES命令」
- 主に変数を宣言する時に使用する「DATA命令」
- 定数を宣言する時に使用する「CONSTANTS」