本章のまとめ

5.7 本章のまとめ

 この章では、次のようなことを学習しました。

Pickup Lecture

  • 変数は、「データ(値)を保持しておく箱」のようなものである。
  • 変数は、宣言した型により、代入できるデータの種類が決まる。
  • 変数名も大文字と小文字が厳密に区別される。
  • 変数は使用前に型と名前を宣言しなければならない。
  • 変数に一番初めに代入することを特別に、変数の初期化という。

 プログラミングの世界で変数を説明するとき、「それは箱のようなものである」、という表現が広く一般的に使われており、本テキストでもそのように書いています。しかし、「箱」と言っても世の中には様々な形状や材質の箱がありますので、なかなか直接的なイメージするのが難しいかもしれません。
 また、変数のようにいくつも制約のある独特な箱は、現実の世界ではなかなか目にしたり使ったりすることはないでしょう。
 変数の概念は、プログラムにおいてとても重要です。避けて通れるものではありません。
 最初は難しいかもしれませんが、全てを頭で理解しようとするのではなく、まずは使いながら慣れ親しんでいきましょう。


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