ブロックとインデント
4.3 ブロックとインデント
第8章で学ぶIf文や、第9章で学ぶfor文、while文などでは、ある特定の条件下で処理が実行されます。処理の内容が複数に渡ることがあるため、実行範囲(ブロック)を明らかにする必要があります。 一般的に多くのプログラミング言語では、この実行範囲(ブロック)の開始と終了を{ }や( )など括弧(かっこ)を用いて示します。 一方、Pythonでは、インデント(字下げ)の幅を揃えることで、ブロックの範囲を示します。
図 4.2.3.1: インデントとブロック
インデントの数がずれていると他のブロックとみなされるため、同一処理内のインデントは揃えるように注意しなければなりません。
図 4.2.3.2:インデントの際の注意点
現段階ではブロック、インデントの概念について理解するのが難しいでしょう。そのためインデントの概念が重要になる「8.2.3:インデントを使ったブロックの定義」にて後述します。