モジュールとパッケージの概念について
11.1 モジュールとパッケージの概念について
組み込み関数以外の関数を利用する場合、その関数が含まれるモジュールや、そのモジュールが含まれるパッケージを読み込む必要がありました。
「Python入門」の復習になりますが、モジュールはPythonのファイルそのもの(.py)を意味し、複数のモジュールを集めたフォルダがパッケージであり、さらにそのパッケージをまとめたものがライブラリです。
図 11.1.1 : ライブラリとモジュールの関係性の概念図
「Python基礎」では関数やクラスの作成を行ってきましたが、関数やクラスが定義されたモジュール(拡張子がpyのファイル)を作成し、他のファイル(モジュール)からそのモジュールを介して、関数やクラスを呼び出すことができます。
実際、開発の現場ではファイル(モジュール)間を、行き来しながら関数やクラスを利用します。
ではどのようにすれば、モジュールファイルを作成し、他のファイルから作成したモジュールを呼び出すことができるのでしょうか。