本章のまとめ
4.4 本章のまとめ
この章では次のようなことを学習しました。
- クラス内の変数はインスタンス変数、クラス変数の2つに分類される。
- インスタンス変数はインストラクタ自身に関連付けられる。
- インスタンス変数はインスタンスが生成されて初めて実体を持つことになる。
- クラスの外からインスタンス変数へアクセスする場合は、インスタンスを生成しないと行えない。
- クラス変数はクラス自身に関連付けられ実体として存在する。
- クラス変数はインスタンスを生成しなくてもアクセスが可能。
- インスタンスメソッドはインスタンスを生成することでアクセスできるが、クラスメソッドはインスタンスを生成しなくてもアクセスできる
- クラスメソッドからインスタンス変数へはアクセス不可能。
- インスタンスメソッドからクラス変数へはアクセス可能。
インスタンス変数とクラス変数の違いについて学習してきました。クラス変数の概念は若干理解し難いかもしれませんが、そのクラスの共通的な変数をクラス変数にして利用するものだと理解できれば良いかと思います。クラス変数とインスタンス変数の特徴をしっかりと覚えて、クラスを設計していってください。