本章のまとめ
1.5 本章のまとめ
この章では、次のようなことを学習しました。
Pickup Lecture
- オブジェクト指向とは現実世界の「もの」の概念をプログラムで表現したもの。
- オブジェクトは「属性と操作」を持つ。
- オブジェクトの「属性と操作」をPythonプログラムで表現すると「変数とメソッド」になる。
- クラスに必要な情報を抽出する作業を「モデル化」と呼ぶ。
- クラスはオブジェクトを生成する雛形になる。
- クラスから生成されたものを「オブジェクト」または「インスタンス」と呼ぶ。
- クラスから生成する方法を「オブジェクト化」または「インスタンス化」と呼ぶ。
- 1つのクラスから複数オブジェクトを生成することができる。
- オブジェクトの属性に持つ値を「属性値」と呼ぶ。
Python本来の特徴であるオブジェクト指向の概念は少し難しいかもしれませんが、Pythonプロミングを高度なレベルで扱う場合避けては通れないものです。避けては通れない概念ですが、プログラムを行う上ではクラスがオブジェクトの雛形であり、色々なクラスを組み合わせてプログラムを構築して行く物だと理解できればよいと思います。
次の章ではPythonプログラミングの観点からクラスの定義方法を説明していきます。