第11章 便利な関数を使おう
11.3 本章のまとめ
この章では次のようなことを学習しました。
Pickup Lecture
- ある処理をひとまとめにしたものを関数と言う。
- 関数は内部の処理を知らなくても、使い方にならって入力情報を与えると結果を得ることができる。
- 関数の分類には初めから用意されている「組み込み関数」と、自分で作る「ユーザー定義関数」がある。
- 関数に与える入力情報を「引数」、得られる出力結果を「戻り値」と呼ぶ
- 組み込み関数には多種多様なものが用意されており、関数リファレンスを見ることで仕組みを確認できる。
関数を上手に使えるようになると、効率よくプログラムを行えるようになります。関数をきちんと理解するのは初めは難しいですが、プログラムの話に捉われ過ぎずに、関数とは情報を与えると決まった処理を行ってくれる便利なものぐらいで覚えておいてください。プログラムを続けていくと必ず利用するものですので、自然と慣れていくことができます。
本テキストでは学習しませんでしたが、関数はプログラマ自身で作成することもできます。組み込み関数だけでは実現できない処理をオリジナルの関数として作成することも可能になります。
まずは関数を使ってプログラムを行うということに慣れていきましょう。