第4章 様々な方法の繰り返し処理
4.1 繰り返し処理について
繰り返し処理とは、プログラムに同じ処理を行わせたいときに用いる制御文です。条件分岐と同様にプログラミングでは当然のように使われる処理になります。
繰り返し処理の4種類と、主に利用するケースを以下に示します。
- for文:決まった回数を繰り返したい場合に利用します。
- foreach文:配列データの数だけを繰り返したい場合に利用します。
- while文:条件を満たす間繰り返したい場合に利用します。
- do~while文:最低1回は処理を行い、条件を満たす間繰り返したい場合に利用します。
for文とforeach文についてはPHP入門で学習済みのため、本章では次の節よりwhile文とdo~while文について紹介していきます。
またif文のネスト(条件分岐文のブロック内に条件分岐文)があったように、繰り返し処理もネストを行うことができます。そのような繰り返し処理内に、さらに繰り返し処理を記述することを「多重ループ」と呼びます。for文を使った多重ループの記述方法も本章で学習していきます。