if文
if文
if文の書式
条件分岐で、一番良く使われる文法が、if(イフ)文です。
「if」という単語が、「もし○○○ならば、×××する」といった意味があることからも、条件分岐を目的とした
文法であることがわかると思います。
書式
if [ 条件式 ] then 処理 fi
図
指定した条件式を満たす場合に、if文内の処理を実行することになります。
※ ifと括弧の間、括弧と条件式の間にはスペースを入れる必要があります。
if文の条件式、比較演算子について
If文内の条件式では、比較演算子を使用します。
比較演算子は、文字列や数値、ファイルなどの値を比較するためのものであり、比較演算子によって「 もし○○〇ならば」を表現することできます。
また比較演算子によって値を比較した結果、条件を満たす場合は「true」、満たさなない場合は「false」として真偽を判定します。
比較演算子の一覧
では具体的にはどのような比較演算子があるのでしょうか。以下に比較演算子の一覧をまとめました。
if_example.sh
#!/bin/bash if [ $1 -gt 100 ] then echo "入力値は100より大きいです。" fi date
実行結果
[user01@localhost ~]$ bash if_example.sh 1 2020年 6月 10日 水曜日 09:51:35 JST [user01@localhost ~]$ bash if_example.sh 101 入力値は100より大きいです。 2020年 6月 10日 水曜日 09:51:38 JST