Webサーバーとは

普段、何気なく閲覧しているWebサイト。

Chromeなどのブラウザに特定のサイトのURLにアクセスすると、サイトの情報がパソコンやスマホなどのデバイスに反映されます。

どのような仕組みで、Webサイトが表示されるのでしょうか？

実は、その裏側でWebサーバーというサーバーが、表示させるための操作を行っています。

ブラウザからアクセス(通信)するとWEBページを表示させるためのサーバーです。

文章のためのHTMLファイル、デザインを調整するCSSファイル、画像ファイルなど静的コンテンツを保有しています。

ユーザー(人間)が、URLにアクセスすると、コンピュータ(クライアントであるPC)が自動で、

URLに対応した(WEBサイト・ページの持ち主である)サーバーに、データを要求するための通信(リクエスト)を行います。

そしてサーバが、要求を踏まえ、クライアント(ユーザのPC)にデータ(HTML)を返す(レスポンスする)ことで、クライアントのブラウザにWEBページが表示されます。

ここでのURL(※厳密にはドメイン)は、宛先のコンピュータの場所を特定する住所のような役割を果たしており、メールにおける
宛先のメールアドレスをイメージしていただけるとわかりやすいかもしれません。

URLには宛先の情報に加えて、表示するWebページのファイル名や、宛先のコンピュータの格納先のパスが含まれていることが多いです。

また、サーバーから返ってくるHTMLのデータ(レスポンス)は、メールにおける返信内容をイメージするとわかりやすいでしょう。

そしてブラウザは、Webサーバーと連絡を取ってくれる窓口のような役割を果たしますが、ユーザーがわかりやすく理解できるように、HTMLのデータを視覚的にオシャレに表示してくれます。

この章では、Webサーバーの環境構築を行います。

詳しくは後ほど説明しますが、必要なソフトウェア・パッケージ(Apacheなど)をCentOS(サーバー)にインストールし、

最後にブラウザからCentOSにアクセスした結果、Webページの表示を確認します。