変数の値の変更
4.5 変数の値の変更
既に値が代入された変数に別の値を代入することで値を何度でも変更することができます。
※一度変数を宣言した後にその変数を使う場合はデータ型を付けません。
4.5.1 初期化した変数の値を変更するプログラム
初期化した変数の値を別の値に変更して、変数の値が変化することを確認してみましょう。
① ソース・フォルダー :myproj_intro/src
② パッケージ :jp.co.f1.intro.ch4
③ 名前 :ChangeValue1
④ 作成するメソッド・スタブの選択:public static void main(String[] args) にチェックを入れる
➢ ChangeValue1.java
1 | package jp.co.f1.intro.ch4; |
3 | public class ChangeValue1 { |
5 | public static void main(String[] args) { |
10 | System.out.print("世界一高い自立型鉄塔の高さは、"); |
11 | System.out.print(maxHeight); |
12 | System.out.println("メートルでした。"); |
16 | System.out.print("東京スカイツリーが完成し、"); |
17 | System.out.print(maxHeight); |
18 | System.out.println("メートルになりました。"); |
実行結果
解説
8 行目で、変数 maxHeight を宣言すると同時に値 600 に初期化しています。この時のイメージは、図 4.5.1 のようになります。
8: int maxHeight = 600;
図 4.5.1 : 変数の宣言と初期化
そして、System.out.print メソッドと System.out.println メソッドを使って、文字列と変数 maxHeight を表示させます。ここまでは、今まで学習した範囲です。
10: System.out.print("世界一高い自立型鉄塔の高さは、");
11: System.out.print(maxHeight);
12: System.out.println("メートルでした。");
その後、変数 maxHeight にはもう一度値を代入します。図 4.5.2 を見てイメージして下さい。
14: maxHeight = 634;
図 4.5.2 : 変数の値の上書き
変数 maxHeight には元々600 が入っていましたが、14 行目で 634 を代入したことで、変数 maxHeight の値が変更しました。17 行目は、変数 maxheight を表示させる System.out.print メソッドですが、変数 maxHeightの値が 634 に変更されたことが確認できます。
17: System.out.print(maxHeight);
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