本章のまとめ

4.4 本章のまとめ

この章では、次のようなことを学習しました。

Pickup Lecture

  • オブジェクト生成時には、自動で呼び出されるコンストラクタ機能がある。
  • コンストラクタはクラス内に定義できる。
  • コンストラクタ定義はメソッド定義に似ている。但し名前はクラス名と同じ、戻り値の型は指定してはいけないというルールがある。
  • コンストラクタにアクセス修飾子をつけることができる。但しprivateにしてしまうと外部クラスからオブジェクトの生成が行えなくなる。
  • コンストラクタを定義していなくても、デフォルトコンストラクタが自動で用意され動作する。
  • コンストラクタを定義していると、デフォルトコンストラクタは自動で用意されなくなる。

コンストラクタの機能はそれほど難しい話ではなかったと思います。クラス名と同じ名前で戻り値の型を設定しなければ、メソッドを定義するのと同じように定義が行えます。オブジェクト生成時に特定の処理(初期化など)を事前に行わせたい場合に、大変便利な機能ですので覚えておいてください。

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