配列の要素数(長さ)

9.6 配列の要素数(長さ)

 配列の要素数(これまで例にしていたマンションの「部屋数」)を知りたい場合は、配列のlengthという属性を使って取得することができます。

 配列の要素数は、配列の長さともいい、配列変数名の後ろに.lengthを付けることによって取得することができます。

図 9.6.1 : 配列の要素数の取得


ポイント

 配列のlength属性を使うと、配列の要素の数を取得できる。

9.6.1 配列の要素数を取得するプログラム

 配列の要素数を取得して出力するサンプルプログラムを作成し、結果を確認します。

① ソース・フォルダー      :myproj_intro/src
② パッケージ          :jp.co.f1.intro.ch9
③ 名前             :ArrayLength
④ 作成するメソッド・スタブの選択:public static void main(String[] args) にチェックを入れる

➢ ArrayLength.java

package jp.co.f1.intro.ch9;

public class ArrayLength {

	public static void main(String[] args) {

		// 配列変数の宣言と要素の作成
		int[] intArray = new int[3];

		System.out.println("intArrayの要素数は、" + intArray.length);

	}
}

実行結果

解説

 8行目では、3つの要素を持つint型の配列intArrayの宣言と記憶領域の確保を行っています。
   8: int[] intArray = new int[3];

図 9.6.2 : 配列の宣言と記憶領域確保


 10行目では、intArrayの要素数をintArray.lengthで取得して画面に表示しています。
   10: System.out.println("intArrayの要素数は、" + intArray.length);

図 9.6.3 : 配列の要素数の取得と表示



NEXT>> 9.7 配列と繰り返し処理の組み合わせ