配列の要素の値の変更
9.4 配列の要素の値の変更
配列も通常の変数と同じように、何度も値を代入することができます。配列に値が代入される度に、対象の要素の値が代入された値に変更されます。
9.4.1 配列の要素の値を変更するプログラム
配列の要素に2つの値を代入して出力するプログラムを作成し、結果を確認します。
① ソース・フォルダー :myproj_intro/src
② パッケージ :jp.co.f1.intro.ch9
③ 名前 :ChangeArrayElement1
④ 作成するメソッド・スタブの選択:public static void main(String[] args) にチェックを入れる
➢ ChangeArrayElement1.java
package jp.co.f1.intro.ch9; public class ChangeArrayElement1 { public static void main(String[] args) { // 住居年数を管理する為の配列変数の宣言と要素の初期化 int[] kandaMansion = { 3, 1, 10 }; System.out.println("0号室の居住年数 : " + kandaMansion[0]); System.out.println("1号室の居住年数 : " + kandaMansion[1]); System.out.println("2号室の居住年数 : " + kandaMansion[2]); // 一部の配列の要素に値を代入 kandaMansion[1] = 2; System.out.println(); System.out.println(" -- 変更後の居住年数 -- "); System.out.println("0号室の居住年数 : " + kandaMansion[0]); System.out.println("1号室の居住年数 : " + kandaMansion[1]); System.out.println("2号室の居住年数 : " + kandaMansion[2]); } }
実行結果
解説
8行目では、int型の配列kandaMansionの宣言と各要素の初期化を行っています。10~12行目で各要素の値を確認します。8行目のイメージは図 9.4.1になります。
図 9.4.1 : 配列の宣言と初期化した要素の作成
次に、15行目で要素kandaMansion[1]に値2を代入します。
図 9.4.2 : 配列の要素への代入
20~22行目で代入後の各要素の値を画面に表示させます。インデックス1の値が正しく変更されていることを確認して下さい。