事業領域

3.3 事業領域

3. 事業領域

事業領域とは、世間一般的にはその事業を行っていく上での市場内の生存領域を指しますが、
「会社コード」より細かいレベルで決算や財務諸表を作成したいときに使われる単位の一つです。

できること

  • 事業領域ごとに財務諸表(貸借対照表・損益計算書)を作成
  • 取引を「どの事業領域で発生したか」に割り当てて管理
  • 1 つの事業領域を複数の会社コードに関連付け
  • 逆に、1 つの会社コードに複数の事業領域を割り当てる

目的

  • 会社コードだけでは見えにくい「事業ごとの収益やコスト」を明確化する
  • 法人全体だけでなく、事業単位での経営判断や業績評価を可能にする

ポイント

  • 事業領域は「会計上の組織単位」かつ「業務活動や責任単位」に対応する
  • 定義する際は「4 桁の英数字キー」と「名称」を入力する
  • 例)「〇〇電気」という会社の中に「家電事業」「自動車事業」の事業領域を設定

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