第7章 関数を作って使おう
7.3 本章のまとめ
この章では次のようなことを学習しました。
Pickup Lecture
- ユーザー定義関数は自身の目的にあった内容で自由に作成できる。
- ユーザー定義関数を作って使う流れは、①関数定義②関数の呼び出しの2つの手順で行う。
- 関数は引数で情報を受け取り、処理結果として戻り値を返すことができる。
- 引数や戻り値の設定は、関数の目的に応じて任意で行う。
- 関数の定義位置は同一ファイル内であれば、関数呼び出しの上下どこに記述しても問題ない。
- 関数内で利用した変数は関数内でしか利用できない。
- 大規模なプログラムは、機能単位にファイルを分割して記述することもできる。
- 組み込み関数のincludeとrequireを利用すると、ファイルの取り込みが行える。
- 別ファイルに定義した関数を利用する場合は、関数の呼出しよりも上にそのファイルの取り込み処理を行う
関数を自身で作れるようになると、目的に応じて処理を行わせることができるため、プログラミングに幅が出てきます。また、関数は再度利用することが多いため、別ファイルに定義しておけばどのプログラムにでも、簡単に取り込んで利用することができます。
関数を自身で自由に作れるようになるには少し経験が必要になりますが、目的をきちんと考えていけばそう難しくはありません。関数を恐れずに作って使いこなせるようになりましょう。