内部テーブル操作

2. 内部テーブル操作

2. 内部テーブル操作

内部テーブルの操作が容易になりました。6つの使用パターンがありますので、それぞれ確認していきましょう。

内部テーブル操作パターン①

<ABAP7.4以前>

内部テーブルを読み込む際はインデックス、またはキーを指定してワークエリアに行を格納する必要がありました。

<ABAP7.4以降>

インデックスやキーを指定して直接行にアクセスできるようになりました。

内部テーブル操作パターン②

同様に次の内部テーブル操作も容易になりました。

内部テーブル操作パターン③

内部テーブル操作パターン④

内部テーブル操作パターン⑤

※ABAP7.4から、IF条件の結果がtrueのときは
if <変数> = abap_trueと記載せずとも、簡潔な書き方でコーディング可能となっています。

内部テーブル操作パターン⑥

◎ABAP7.4以降の構文でデータが読み込めない場合、例外 CX_SY_ITAB_LINE_NOT_FOUNDが発生して、ショートダンプします。
◎ABAP7.4 SP8からは、例外が発生しないようにOPTIONALまたはDEFAULTを指定できるようになりました。(VALUE #と組み合わせる)。

※OPTIONALを指定した場合は、
READ TABLEで対象の行がなかった場合と同様に初期値が返されます。


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