第4章 PHPプログラムの基本

4.1 PHPファイルを表す拡張子について

拡張子とは簡単に言うと、そのファイルがどのようなファイル種類なのかを識別するものです。一般にはファイル名のうち「.(ピリオド)」で区切られた後ろの部分が「拡張子」となっています。
初めてのPHPプログラムで目にしたと思いますが、PHPのプログラムを書いたファイルには、「.php」の拡張子を付けます。
ファイル名は自由に付けることができますが、全角文字でファイル名を付けるとファイルは作成できてもWebサーバが認識してくれない場合もありますので、半角の英字、数字、記号の組み合わせで付けることをお薦め致します。


図 4.1.1: PHPプログラムの拡張子はphp

Webブラウザから要求したファイル名の拡張子が「php」であると、Webサーバは「要求されたファイルはPHPのプログラム」と判断でき、PHPプログラムの処理を処理エンジンに依頼を出します。


図 4.1.2: Webサーバは拡張子を判断している

PHP拡張子以外のファイルをPHP処理エンジンへ処理を依頼する方法

Webサーバは拡張子が「php」であればPHP処理エンジンへ依頼しますが、Apacheの設定を変更することで他の拡張子でも、PHP処理エンジンへ処理を依頼することも実は可能なのです。

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