ループ文の制御
ループ文の制御
break文の使い方
break文は繰り返し処理を途中で、中断する時に使用します。
break文が実行されると、繰り返しのループから抜けることができます。
while [ 条件式 ] do break done
whilebreak.sh
#!/bin/bash while : do read -p "数字を入力してください(終了キーはqです。):" n if [ $n = "q" ] then echo "終了しました。" break fi isEvenNo=$(( $n % 2 )) if [ $isEvenNo -eq 0 ] then echo "$nは偶数です。" else echo "$nは奇数です。" fi done
実行結果
[user01@localhost ~]$ bash whilebreak.sh 数字を入力してください(終了キーはqです。):1 1は奇数です。 数字を入力してください(終了キーはqです。):2 2は偶数です。 数字を入力してください(終了キーはqです。):q 終了しました。
図
continue文の使い方
continue文は繰り返し処理の途中で残りの処理をスキップして、
次の繰り返し処理に移るときに使います。
continue文が実行されると、残りの処理をスキップして次のループ処理に移ります。
while [ 条件式 ] do continue done
whilecontinue.sh
#!/bin/bash while : do read -p "1から100までの数字を入力してください:" n if [ $n -lt 1 ] || [ $n -gt 100 ] then echo "入力範囲を超えました。" continue fi isEvenNo=$(( $n % 2 )) if [ $isEvenNo -eq 0 ] then echo "$nは偶数です。" else echo "$nは奇数です。" fi break done
実行結果
[user01@localhost ~]$ bash whilecontinue.sh 1から100までの数字を入力してください:0 入力範囲を超えました。 1から100までの数字を入力してください:101 入力範囲を超えました。 1から100までの数字を入力してください:50 50は偶数です。