3. セキュリティの設定

3. セキュリティの設定

セキュリティを無効化にする理由

デフォルトでは SELinuxやファイアウォールといった、セキュリティが有効になっています。

デフォルトで、HTTPやDNSなど特定のプロトコルやポート番号の通信を制御されているかもしれませんので、
これらのセキュリティを無効化にします。

※実際は状況に合わせて(不)許可する通信のプロトコル(通信のルール)やポート番号といったセキュリティの内容を決めていきます。

ポート番号とは:アプリケーションなどの識別を行うもの

「ポート番号」とは、コンピュータが通信を行う上でプログラムや
アプリケーションを識別するための番号です。

実際の通信ではユーザーはアプリケーションを介して連絡します。

しかしIPアドレス(ネットワーク上の住所)だけでは、宛先のコンピュータにデータが届いたところで、どのアプリケーションへ転送すればよいのかわかりません。

コンピュータ内には通信可能なアプリケーションが多数あるので、対象のアプリケーションを識別するためにポート番号を使用します。

1. SELinuxを無効にします。

viエディタで、 /etc/selinux/configを編集し、enforcingをコメントアウトし、disabledを追加します。

[root@localhost ~]# vi /etc/selinux/config
#SELINUX=enforcing
SELINUX=disabled

2. 再起動します。

[root@localhost ~]# reboot

3. ファイアウォールを無効にします。

[root@localhost ~]# systemctl stop firewalld
[root@localhost ~]# systemctl disable firewalld

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