パスの指定方法を覚えよう(相対パスと絶対パス)
パスの指定方法を覚えよう(相対パスと絶対パス)
パスとは?
- パス(path:小道こみち)とは、ディレクトリの階層構造におけるファイルの場所を、特定するための情報です。
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GUIではビジュアルでファイルやディレクトリを特定できますが、CUIではビジュアルで
特定できないので、パスのような該当のファイルのありかを文字列で示す仕組みが必要になります。 - CUIでは絶対パスと相対パスという2種類の表現で場所を特定します
絶対パス
ツリー構造の最上位にあるルートディレクトリ「/」を基点として、目的のファイルやディレクトリの途中にあるディレクトリを「/」で区切って列挙します
相対パス
カレントディレクトリを基点として、目的のファイルやディレクトリまでたどり、経路の途中にあるディレクトリを「/」で区切って列挙します。
パスの記述で使う記号
ホームディレクトリ
ユーザーごとに割り当てられるディレクトリ。
ログイン直後のカレントディレクトリはそのユーザーのホームディレクトリです。
例
- user01 ユーザーの場合:/home/user01
- user02 ユーザーの場合:/home/user02