1.3 Tomcat
1.3 Tomcat
本テキストでは、アプリケーションサーバーにTomcatを利用します。これから、Tomcatの概念や起動方法について学習します。
1.3.1 Tomcatとは
TomcatはApache Software Foundationで開発されたオープンソースのアプリケーションサーバーです。TomcatはWebサーバーを内部に持っているので、Tomcat単体でJavaのWebアプリケーションを実行することができます。
1.3.2 Tomcatの実行
当スクールのJava開発環境をインストールしている場合は、TomcatはXamppの中にすでに用意されています。また、Tomcatの起動もEclipseから行うことができます。
もし、当スクールのJava開発環境をインストールしていない場合は、以下のURLのJava環境構築Windows版の手順に従ってインストールしてください。
URL: https://kanda-it-school-kensyu.com/docs/environment/java-environment/
問題なく環境の準備ができていれば、Eclipseを起動した時の画面右下にある「サーバー」タブでTomcatを起動し、コンソール画面で「サーバーの起動」というメッセージが表示されたら起動完了です。
図1.3-1の画面を表示するための手順を紹介します。次の①~②を、手順通りに進めてください。
① Eclipseの起動
「C:\usr\kis_java_pkg_2023\eclipse」フォルダ内の「eclipse.exe」をダブルクリックしてEclipseツールを起動します。
② Tomcatの起動
Eclipseの右下にある「サーバー」タブで、Tomcat10_Java17を選択した状態で、
Tomcatの起動ボタンを押下し、Tomcatを起動します。
コンソール画面の最後に「サーバーの起動」といったメッセージが表示されれば起動完了です。