本章のまとめ
3.5 本章のまとめ
この章では、次のようなことを準備しました。
Pickup Lecture
- Javaの「クラス」は、プログラムを構成するための小さな単位である。
- Javaプログラムではクラス名とファイル名を一致させる必要がある。
- ファイル名は大文字と小文字が厳密に区別される。
- Javaプログラムはmain()という名前のメソッドが必要である。
- Javaプログラムは、「main()メソッド」から実行(開始)される。
- 文の末尾にはセミコロン(;)が必要である。
- プログラムはインデント(字下げ)すると見やすくなる。
- エラーには、「コンパイルエラー」と「実行時エラー」がある。
ここでは、Javaプログラムの基本的なルールを説明しました。しかし、記載された説明を読んだだけでJavaのイメージをつかむことができた人は、ほとんどいないと思います。
Javaをはじめとした多くのプログラミング言語は、実際に手を動かして体験しなければ身につかないと言われています。特に「エラー」は、自分で発生させて初めて「なるほど」と思うことになるでしょう。
章の冒頭でも述べたように、「Java超入門」の目的は、Javaに親しむことですから、一度に全てのことを理解し覚える必要はありませんので、まずはじっくりと取り組み、少しずつ馴染んでいきましょう。