JPAとは

6.2 JPAとは

Spring Bootでデータベース関連の機能を実装するのに利用するのは「JPA」(Java Persistence API)という技術です。これは、Java EEに用意されたAPIであり「データの永続化」に関する機能です。 永続化というのは、要するに「オブジェクトなどのデータを保存して常に利用できるようにする」ということです。具体的には、オブジェクトの内容をデータベースに保存し、必要に応じて取り出してオブジェクトを再構築する技術です。

Spring Bootには、このJPAを使いやすくするための機能が用意されているので、これを利用してこれからデータベースアクセスを行なってみましょう。

図 6.2 1:モデルはJPAという技術を利用してデータベースにアクセスを行う。


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