本章のまとめ
6.8 本章のまとめ
この章では次のようなことを学習しました。
Pickup Lecture
- 条件によって処理を分ける方法には、if 文、else 文、switch 文などがある。
- if 文の条件式を判定した結果は、必ず true か false のどちらかになる。
- if ブロック内は、ある条件に当てはまっている時に実行される。
- else ブロック内は、その前に記述された if 文の条件に当てはまらないときに実行される。
- if 文はネスト(入れ子)にできる。
- if 文の条件式には、論理演算子を使用して、複数の条件を設定することができる。
- switch 文の条件式と case に続けて記述する定数は、byte、short、char、int、String の 5 種類の型に限る。
- switch 文の中で break 文が実行されると、switch ブロック内の後の処理は行わず、ブロックを抜ける。
- 論理演算子はif 文、for 文、while 文の条件式で、比較演算子とともによく使用される。
条件分岐は、Java のみならず、様々なプログラム言語でもプログラムを制御する構文の最も基本となるものの一つです。条件分岐がないアプリケーションプログラムはまず考えられません。
条件分岐は組み合わせ方で無限のバリエーションがありますが、ほとんどは本章で学習した基本となる構文を組み合わせた形でできています。しっかりと理解しておきましょう。