本章のまとめ

3.4 本章のまとめ

 この章では、次のようなことを学習しました。

Pickup Lecture

  • Java プログラムの構成要素の内に、パッケージ文、クラス、メソッドがある。
  • { と } の間で囲まれた範囲ブロックと呼ばれる。
  • 改行、インデントルール通りに行うことが推奨されている。
  • Java プログラム、「main()メソッド」から実行(開始)される。
  • 文の末尾にセミコロン(;)をつける。
  • インデント Tab キーで入力する。
  • コメント、プログラムの動作に影響を与えないメモ書きのようなものである。
  • エラーに、「コンパイルエラー」と「実行時エラー」がある。
  • Eclipse を使うと、コンパイルエラーの箇所を表示してくれる。
  • 誰にでも読みやすいソースコードを書くことを心がける。

 本章では、Java プログラムの構成や、基本的なルールを説明しました。
 インデントやコメントなどはプログラムの動きに直接影響しないので、ついおろそかになりがちです。しかし、インデントやコメントがいい加減な見にくいプログラムは、他のプログラマから敬遠されます。普段からしっかりと意識するように心がけて下さい。
 また、最初のうちは、「エラー」が発生しても原因を特定するのに時間がかかってしまい、苦労する人がとても多いです。しかし、本テキストを進めている間は、「エラーは必ず発生するもの」という認識で、たくさんのエラーが出てもめげずに頑張ってください。エラーの原因がわからず、自分の力で解決することが難しい場合は、時間を使いすぎる前に、講師に質問して、効率よく学習を進めて下さい。多くのエラーを乗り越えれば乗り越えるほど、プログラマとしての力がつくといえます。エラーと上手に付き合いながら、前向きに学習を進めていきましょう。

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