本章のまとめ
2.6 本章のまとめ
この章では、次のようなことを学習しました。
Pickup Lecture
- クラスは「フィールド変数」と、「メソッド」を定義できる。
- クラス内のフィールド変数とメソッドをまとめて「メンバ」と呼ぶ。
- クラスは型として使用でき、「オブジェクト変数」を宣言できる。
- 「new演算子」を使用すると雛形であるクラスからオブジェクトを生成できる。
- 雛形であるクラスからはいくつでも、自由にオブジェクトを生成できる。
- オブジェクト内のメンバにアクセスするには「オブジェクト変数.フィールド変数」または「オブジェクト変数.メソッド名」でアクセスできる。
- クラスの型で宣言したオブジェクト変数は参照型と呼ぶ。
- 参照型の変数は「オブジェクト実体の場所情報」を保持している。
- オブジェクト変数を宣言しただけでは中身が空なので、メンバにアクセスできずコンパイルエラーになる。
- オブジェクト変数に「null」値を代入すると、コンパイルエラーにはならないがメンバにアクセスすると実行時エラーになる。
- クラス内で「this」を使用すると明示的に、そのオブジェクト自身のフィールド変数もしくはメソッドで表せる。
Javaプログラミングを行っていくうえで、本章で学習してきた内容は必須の知識になってきます。覚える事がたくさんあり難しく感じてしまうかもしれませんが、ポイントを抑え理解しておくようにしてください。