本章のまとめ
9.7 本章のまとめ
この章では次のようなことを学習しました。
Pickup Lecture
- 文字列を扱うString型は基本データ型ではなく、クラス型である。
- Javaには便利な機能を持ったクラスライブラリが最初から提供されている。
- 同じクラス型変数の代入を行うと、同じオブジェクトの場所情報を共有する。
- クラス型変数もメソッドの引数や戻り値に利用できる。
- メソッドの引数では値渡しと参照渡しという2つの概念があり、参照渡しの場合データの扱い方に注意が必要になる。
- クラスも型の1つなので基本データ型のように配列として定義できる。
- 不特定量のデータを扱う場合、可変長のArrayListクラスを利用すると便利になる。
Javaに用意されているクラスライブラリや、クラスの扱い方について学習してきました。クラスも型の1つであることを忘れずに覚えておけば、これまで習ってきた学習内容に応用できるはずです。
クラスライブラリについては紹介したもの以外にも便利なクラスが多数用意されています。先ずは自分で1からコーディングを行うのではなく、作ろうとする処理が無いかクラスライブラリを調べてみることをお勧めします。
本章で学習した内容をもとにクラスの仕組みを押え、便利なクラスライブラリも活用して効率よく確実なプログラミングを行っていきましょう。