本章のまとめ
3.4 本章のまとめ
この章では、次のようなことを学習しました。
Pickup Lecture
- privateメンバには外部からアクセスが不可能。
- publicメンバはどこからでもアクセスが可能
- アクセス修飾子を省略(デフォルト)すると、同一パッケージ内からのみアクセスが可能。
- public、private等を総称してアクセス修飾子と呼ぶ。
- クラス(class)にもアクセス修飾子が定義可能。但し使用できるのはpublicもしくはデフォルトのみ。
- カプセル化とは2つの要件を満たしたクラスのことである。
- ①フィールド変数を「private」②フィールド変数にアクセスする「public」メソッドを用意。
- privateのフィールド変数に値の設定・取得を行うメソッドをアクセサメソッドと呼ぶ。
- アクセサメソッドはセッターメソッドとゲッターメソッドをさす。
- アクセサメソッドの作成規約はJavaBeansに従う。
カプセル化の仕組みはそれほど複雑なものではなかったと思います。簡単に言ってしまうとフィールド変数は外部から自由にはアクセスできないようにし、フィールド変数へのアクセスは専用の操作(メソッド)を用意する、と言った2点のポイントだけです。今後はこのカプセル化を意識してクラスの作成を行っていきましょう。