本章のまとめ
1.4 本章のまとめ
この章では、次のようなことを準備しました。
Pickup Lecture
- プログラムとは、コンピュータに対して様々な命令をする作業指示書である。
- コンピュータが理解できる言葉のことを機械語と呼び、コンピュータは、機械語しか理解できない。
- コンピュータに作業を指示するには、プログラミング言語で作業指示書を書き、それを機械語に訳してコンピュータに渡す必要がある。
- プログラミング言語を機械語に訳すには、コンパイラとインタプリタを使う方法がある。
- PHPはインタプリタ型に属するプログラミング言語である。
- PHPには以下4つの特徴がある。
① HTML埋め込み型のプログラミング言語
② サーバサイドスクリプト言語
③ オープンソース
④ 数多くの機能が装備されている
- PHPなどのスクリプト言語を動作させる処理はWebサーバ(Apache)が行う。
- Webサーバからの情報を受け取るのはWebクライアント(ブラウザ)になる。
- 毎回同じ結果が表示されるWebページを、静的なページと呼び、逆に変わるものを動的なページと呼ぶ。
- Webブラウザに表示させる画面を作るための言語としてHTML言語がある。
PHPを学習するためには、プログラミングだけでなく、Webの仕組みやHTMLなど多くのことを知っておかなければなりません。しかしこれら全てを完璧に把握するのは熟練者でも難しいことですので、今の段階ではプログラム作成の流れやPHPの特徴などをなんとなく理解できていれば問題ありません。
次の章からは、PHP言語を使って開発を行うための準備を進めます。