4. WEBサーバの構築

4. WEBサーバの構築

WEBサーバとは

WEBサーバは、ブラウザからアクセスするとWEBページを表示させるためのサーバです。
ブラウザから受けたアクセスを処理します。

ブラウザを介してURLへアクセスすると、URLを元に宛先のサーバの所在地を確認し、
またURLの内容に対応したデータをサーバが送り返しという仕組みが取られます。

WEBサーバのインストール

1. httpdパッケージをインストールします。

[root@localhost ~]# dnf -y install httpd httpd-tools httpd-devel httpd-manual
メタデータの期限切れの最終確認: 2:46:10 時間前の 2022年01月25日 14時42分04秒 に 実施しました。
...

2. httpdパッケージのインストール確認をします。

[root@localhost ~]# dnf list installed | grep httpd
	centos-logos-httpd.noarch            85.8-2.el8                             @baseos
	httpd.x86_64                         2.4.37-43.module_el8.5.0+1022+b541f3b1 @appstream
	httpd-devel.x86_64                   2.4.37-43.module_el8.5.0+1022+b541f3b1 @appstream
	httpd-filesystem.noarch              2.4.37-43.module_el8.5.0+1022+b541f3b1 @appstream
	httpd-manual.noarch                  2.4.37-43.module_el8.5.0+1022+b541f3b1 @appstream
	httpd-tools.x86_64                   2.4.37-43.module_el8.5.0+1022+b541f3b1 @app

WEBサーバの設定(httpd.confの編集)

1. 設定ファイルのバックアップを行います。

[root@localhost ~]# cp -p /etc/httpd/conf/httpd.conf /etc/httpd/conf/httpd.conf.org

2. /etc/httpd/conf/httpd.confを編集します。

[root@localhost ~]# vi /etc/httpd/conf/httpd.conf
	①以下の通りに修正
		150行目あたり 
			変更前:AllowOverride None 
			変更後:AllowOverride All 
		170行目あたり
			変更前:DirectoryIndex index.html
			変更後:DirectoryIndex index.html index.cgi index.php
	②最終行に以下を追加
		ServerTokens Prod
		KeepAlive ON

3. ドキュメントルート所有者変更

[root@localhost ~]#chown centos /var/www/html/

4. httpdの起動と自動起動の設定を行います。

[root@CentOS01 ~]# systemctl start httpd
[root@CentOS01 ~]# systemctl enable httpd

WEBサーバの動作確認

ブラウザのGoogle Chromeなどでアドレスバーにhttp:// サーバー名( IPアドレス) と入力し表示内容を確認しましょう。


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