グループ操作で使用するコマンド
グループ操作で使用するコマンド
グループ操作で使用するコマンド一覧
groups
自身の属するグループ名を確認するためのコマンドです。
groupadd
グループを新しく作るためのコマンドです。
usermod – G
ユーザー情報を変更(user modify)するためのコマンドですが、-Gオプションを付与することで、
ユーザーを特定のグループに追加することができます。
groupdel
特定のグループを削除するためのコマンドです。
groupsコマンドでグループ名を表示する
書式
groups [ユーザ名]
自身の属するグループ名を確認するためのコマンドです。
実践
1. rootユーザーから一般ユーザー(user01)に戻る
[root@localhost ~]$exit
2. 自身(user01)の所属グループを確認する
ユーザー名を指定しないで実行すると、コマンドを実行したユーザーのグループ名が表示されます
[user01@localhost ~]$ groups user01
3. suコマンドで、rootユーザーへ切り替える
[user01@localhost ~]$su - パスワード:root123
図
groupaddコマンドでグループを作成する
書式
groupadd グループ名
グループを新しく作るためのコマンドです。
実践
[root@localhost ~]#groupadd earth
図
usermodコマンドでユーザーをグループに追加する
書式
usermod -G グループ名 ユーザー名
ユーザー情報を変更(user modify)するためのコマンドですが、-Gオプションを付与することで、ユーザーを特定のグループに追加することができます。
実践
1. ユーザーをグループに追加する
[root@localhost ~]#usermod -G earth user01
2. ユーザー情報を確認します
[root@localhost ~]#id user01 uid=1004(user01) gid=1004(user01) groups=1004(user01),1006(earth)
図
groupdelコマンドで、グループを削除する
書式
groupdel グループ名
特定のグループを削除するためのコマンドです。
実践:プライマリグループの削除
[root@localhost ~]#groupdel user01 groupdel: ユーザ 'user01' のプライマリグループは削除できません
図
プライマリーグループの削除をしようとする場合、そのグループに存在するユーザーが存在する場合はエラーになります。
これで第6章ユーザーとグループは終わりました!
rootユーザーをログオフして、user01に戻りましょう。