case文
case文
case文の使い方
複数の条件によって処理を分岐する場合、case文を使うことができます。
case文における条件式は、書式の1行目で指定した変数(または引数)だけを対象に評価するので、if文のように
複雑な分岐条件を評価するのには適していませんが、単純な分岐条件での多方向分岐に優れた文法です。
case 対象の変数名 in パターン1) 処理① ;; パターン2) 処理② ;; *) ;; esac
図
case.sh
#!/bin/bash case $1 in start) echo '起動します。' ;; stop) echo '停止します。' ;; restart) echo '再起動します。' ;; *) echo 'start, stop, restartのどちらかを選択してください。' ;; esac
実行結果
[user01@localhost ~]$ bash case.sh start 起動します。 [user01@localhost ~]$ bash case.sh stop 停止します。 [user01@localhost ~]$ bash case.sh restart 再起動します。 [user01@localhost ~]$ bash case.sh go start, stop, restartのどちらかを選択してください。