elif文

elif文

elif文の使い方

elifとは

条件を満たさなかった場合の、追加の条件分岐を設けるために「elif文」を使用します。
具体的には、

「もし○○○ならば、×××する。(if文)

そうでなく●●●ならば、△△△する。(elif文)

そのどれでもなければ、□□□する。(else文)」

といった処理を実現するために使用します。

書式

if [条件式]
then
  処理①:条件を満たす場合の処理
elif [条件式]
then
  処理②:条件を満たさない場合の追加の条件を満たす場合の処理
else
  処理③:どちらの条件も満たさない場合の処理
fi

例えば、「年齢が18歳以上、または両親の許可を得た人のみ参加できる飲み会」があるとしましょう。
上記、条件式をelif文で記述すると以下のようになります。

if_elif.sh

#!/bin/bash

if [ $1 -ge 18 ]
then
    echo あなたは飲み会に参加できます。
elif [ $2 = 'yes' ]
then
    echo 両親の許可を得たので、あなたは飲み会に参加できます。
else
    echo あなたは飲み会に参加できません。
fi

実行結果

[user01@localhost ~]$ bash if_elif.sh 18 no
あなたは飲み会に参加できます。
[user01@localhost ~]$ bash if_elif.sh 17 yes
両親の許可を得たので、あなたは飲み会に参加できます。
[user01@localhost ~]$ bash if_elif.sh 17 no
あなたは飲み会に参加できません。


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