引用符を使って文字列を指定する
引用符を使って文字列を指定する
引用符の役割
引用符は、明確に文字列を指定するために、使用します。
引用符を使うことで、通常、文字列として認識されないスペースや不等号(≦、<、>)などの特殊文字を、
文字列として扱うことができます。
主に、変数に、文字列を代入する際に、引用符を使用することが多いです。
また、引用符を使うためには、文字列として指定したい文字列をシングルクォートまたは、ダブルクォートで囲います。
シングルクォートとダブルクォートの違い
両者の大きな違いは、引用符に変数名を含めた場合に、変数に格納された値を参照するかどうかにあります。
シングルクォートの場合
変数名をそのまま文字列として、扱うことができます。
ダブルクォートの場合
変数に格納された値が、参照されます。
実行結果(ファイル生成なし)
1 | [user01@localhost ~]$ var1= 'Hello' |
2 | [user01@localhost ~]$ echo $var1 |
4 | [user01@localhost ~]$ var2= "$var1 World" |
5 | [user01@localhost ~]$ echo $var2 |
7 | [user01@localhost ~]$ var2= '$var1 World' |
8 | [user01@localhost ~]$ echo $var2 |
図
NEXT>> コマンド置換